田原区長会では、鴨川市公民館等再編方針（原案）を受け、以下の要望書を市へ提出しました。私も地元議員として同行し意見を述べてきました。

令和４年９月１４日

鴨川市長　長谷川　孝夫　様

田 原 区 長 会　会長　粕谷　一郎

田原公民館の存続等に関する要望書

拝啓　時下ますますのご清栄のこととお喜び申し上げます。本年９月５日の市ホームページにより鴨川市公民館等再編方針（原案）が公表され、田原公民館を含め吉尾公民館、太海公民館の３館が耐震性がないことから廃止の方向性が示されました。田原公民館は、田原地区住民にとって文化・教育活動の拠点であるとともに、災害等の有事には地域住民の避難所等、小学校と共に要となる施設であります。加えて、少子高齢化が進む中、移動手段もままならない状況で、地区内に公民館があるのは利用者の願いです。今後、私たちも改めて「つどう」「まなぶ」「むすぶ」の公民館の基本的役割を再認識し、利用者の増加・地域コミュニティの形成を図って参りたいと考えております。つきましては、鴨川市の財政が大変厳しい状況とは存じますが、当該公民館の耐震補強工事の施工、または近隣施設の代替使用（※１）が出来るよう、強く切望するものでございます。

上記の内容をご賢察いただきまして、特段のご配慮を賜りたく、田原地区の住民を代表して田原公民館の存続等を要望いたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

※１　具体的には、公民館利用者が文化体育館等の有料施設を使用する際の減免　措置