平成31年第1回鴨川市議会定例会が閉会。

 

本日、平成31年第1回鴨川市議会定例会が、全議案可決され閉会しました。

●私のポイント1

議案第27号平成31年度鴨川市一般会計予算については、私は予算委員会所属ですので委員会(3/7、8、11開催)にて、しっかりと質疑させていただきました。

委員会の最後には、佐久間議員より附帯決議(案)が提出され、賛成多数により可決されました。(私も賛成しました。)

・付帯決議内容

昨年8月、本市の強い行財政基盤の構築を図るため、「強い鴨川づくりに向けた財政等適正化基本方針」が策定された。さらに、本年2月には、その具体的な取組や計画年次における目標額を取りまとめた実施計画が策定された。

今般の平成31年度鴨川市一般会計予算は、現下の厳しい財政状況の下、これら基本方針や実施計画を念頭に、市長の施政方針にも述べられた「経済再生」、「生活充実」、「インフラ整備」、「行財政改革」の4点の政策を実現するために編成された予算と理解している。こうした中、この度の本委員会の当該予算の審査において、各委員から様々な視点に基づき各事業や施策の執行に際し、多くの意見や提言が述べられた。よって、本委員会では、本市の強い行財政基盤の構築と強い鴨川づくりの実現に向け、特に、次の指摘事項に十分留意し執行するよう求めるものである。

(1)国保病院は、自治体病院として地域医療を守る使命を負っており、一般会計からの一定額の繰出金が認められている一方で、数年来収支不均衡の状態が続いている。このことから、本年4月から健康福祉部健康推進課内に設置される「国保病院経営改革係」をはじめ全庁体制でサポートし、経営改革による健全化に取り組むことにより、繰出金の抑制に努めること。

(2)事業や施策においては、目標の達成はもとより、効果を求めるものであり、予算額以下で効果が得られることが望ましい。よって、厳しい財政状況に鑑み、執行に際しては、その成果目標や効果が最大限に達成されるよう十分な精査を行うとともに、事業によっては市民を初め関係者の意見を聴取し十分に調整した上で執行すること。 以上、決議する。

●私のポイント2

議案第32号平成31年度鴨川市病院事業会計予算について

私は平成30年第4回鴨川市議会定例会において、議案第76号平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算については反対の立場をとらさせていただきましたが、今回の平成31年度鴨川市病院事業会計予算については執行部から、国保病院の建替えに伴う収支計画、経営見通しが示されましたので、同会派(明政会)の佐々木議員が賛成討論したとおり、一定の条件の中、賛成の立場をとらさせていただきました。

〇賛成討論内容

国保病院について、医療、介護の現場での問題が山積しており早急の業務改善、経営改善が求められており、現在、医療参与2名を新たに置き豊富な知識を活かした取り組みがなされております。この国保病院については本市の将来を左右する大きな課題の一つであります。議案第22号 平成30年度一般会計補正予算では一般会計から65,000千円の病院事業会計への繰出しが可決をされ今年度合計では163,780千円が投入されています。

そして今回の予算では一般会計から通常分として100,000千円が負担金として計上されましたが31年度の繰入れはこれ以上ない事を信じ、また病院事業会計収支見通しに於きましては平成37年度には黒字化、人件費比率でも65%未満の目標を立て国保病院の経営改善に向け取組みをされるとお示しをいただきましたので計画通り押し進めていただけること、更に新改革プラン実施状況の点検・評価及び公表を2年間実施されておりませんので、より地域住民の理解を得るためにも新改革プランの進捗及び達成状況についてはしっかりと評価後、速やかにホームページ等で公表いただく事、以上の3点の確実な実行をもって賛成とさせていただきます。

議案32号賛成討論
https://youtu.be/0zpoZJqF1T4?t=7034