平成30年第4回鴨川市議会定例会閉会

 

本日、平成30年第4回鴨川市議会定例会が、全議案可決され閉会しました。

私は、議案第76号平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算(第3号)のみ、反対の立場をとらせていただきました。

●反対理由:地域の医療機関としての国保病院は私も建替えを含め必要であると考えており、少子高齢化の進む中、市長の言っている小さな拠点としての位置づけにも同感できます。

しかしながら、今定例会において同僚議員が質疑したとおり、この時期に債務負担行為を計上した理由については理解できませんでした。

答弁では、今年度中に入札準備、国県補助の事前手続き、そして平成32年度の開業を目指すために行うとのことでした。加えて、施設整備に係る県の補助金を来年度得るためには、年度内に協議が必要とも答弁をしております。

今回、債務負担行為を組まなければ入札準備や事前手続き、県との協議はできないものでしょうか。私は疑問に思っております。

財政状況の厳しい本市において、20億6064万円もの予算を組むわけですから、収支計画、経営見通しが示されていない現段階で、賛成することはできませんでした。

幸いにして執行部では、詳細の収支計画、経営見通しについては平成31年3月に示すとのことですので、改めて平成31年度当初予算に計上していただき、議論を重ねたうえで事業執行すべきと考えます。