平成30年第4回鴨川市議会定例会にて議案質疑しました。
11月30日から12月20日まで市議会定例会が開催されています。12月5、6日の2日間は6名の議員から行政一般質問がありました。
本日、7日は議案質疑でしたので、私も議案第71号平成30年度鴨川市一般会計補正予算につきまして質問しました。
質問内容:総合運動施設維持管理費の委託料のうち、設計委託料894万3千円の実施設計内容及び工事費やその財源について。
答弁:陸上競技のルール改正や老朽化に伴う、ウレタン走路の吹き替えや砲丸投げサークルの補修、投てき用囲いの購入のほか、審判台、写真判定装置、走幅跳マット等備品の更新、高麗芝から洋芝への張り替え、スプリンクラーの設置、井戸の掘削及び貯水タンクの設置などを予定している。改修に係る工事費につきましては、設計前で正確には申し上げられないが、現段階で約4億と試算している。財源としては、スポーツ振興くじ助成金をはじめより有利な財源の確保に努める。
質問内容:今後、多額の費用をかけて改修工事を行うということになるが、3種の公認継続、フィールドの洋芝化することでのメリットは。
答弁:鴨川市陸上競技場は、安房地域において唯一の公益財団法人日本陸上競技連盟第3種公認競技場で、平成7年に完成以来、千葉県民体育大会陸上競技をはじめ、小中体連による地域の陸上競技記録会のほか、日本代表が所属する大学や高校の陸上競技部による合宿にも利用されている。
3種公認のための更新工事を行うことで、引き続き、県内の公認競技大会の開催が可能となり、加えて、基準に沿った競技用備品を整備することで、トップレベルの大学や高校の合宿も受け入れることができる。その際には、市内の子ども達を対象に、直接、トップレベルの選手の指導を受ける機会も生まれ、新たな感動や目標を目指す意欲の向上に繋がるもの。
フィールド内については、洋芝にすることにより、海外女子サッカーチームの誘致やなでしこ1部リーグの公式試合に対応できる。
いずれにしても、陸上競技場で多くの人が集まり活性化が図られるよう、これら合宿等の誘致のほか、しっかりとした施設の維持管理に努める。
要望:概要は理解した。先日、12月2日(日)、私も総合運動施設に伺いましたところ、市長杯サッカー大会や少年ソフトボール大会、それから南房駅伝大会も開催されており、たいへん賑わっていた。
今後これらの改修により多くの利用者が見込まれ、交通渋滞等も予想されますので、地域住民へのより一層の配慮とともに総合運動施設の適切な維持管理、市民スポーツ振興に努めていただくことを改めてお願いします。
議案質疑動画は下記URLでご覧ください。
https://youtu.be/zxBEYDMbmR0?t=4572